終活|葬儀場スクープ

終活をすることで自分の整理にもなります

若い著名人が闘病中にきちんと終活をしていたことがテレビで話題になり、若い世代の間にも自分の最期を考える風潮が広まりつつあります。実際、何も準備していないと葬儀もお墓も遺族は大変混乱します。以前は自分の最期を考えるなど縁起でもない、という空気もありましたが、死は自然なことでもあり、必要以上に恐れるよりも向かい合ったほうが楽になることもあります。

特に体が弱かったり病気と戦っている人は、死に対する不安が大きいでしょう。無理に目をそらさずに自分をじっくり顧みることで、逆に病と向き合う勇気が湧いてくることもあります。病気がちでない人でも、自分の葬儀を具体的に考えていると家族の愛情に気づいて改めて感謝したり、今やりたいことをやってみようという意欲にもつながります。

高齢の方だけでなく、まだ子どもの小さい若い世代もエンディングノートを手に取ってみましょう。

エンディングノートで葬儀のことを決めよう

人間の寿命は誰にも分からないため、あんなに健康だった人がある日突然、ということも多々あります。高齢でなくても、病気でなくても、自分の最期を考えておくのは大事です。最近では終活もブームになっています。かといって若くて健康だと自分の最期について考えるのは難しいでしょうから、エンディングノートで葬儀について決めるところから始めてみましょう。

まず、葬儀自体が必要か不要かを決めます。当然世間並みの式をやるものと決めつけず、「無駄にお金を使う必要はない」「家族だけでゆっくり見送ってもらいたい」と考える人もいます。大掛かりでなくても、親類と親しい友人だけでささやかな式にするのも選択肢の一つです。

不思議なもので、どんな葬儀にしたいか考えていると自分の生き方や家族に対する気持ちなども整理されるので、自然に最期について受け入れることができるようです。

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